旅行記

温泉と風景とサッカーがメインです

1/3~5 和歌山縦断旅行(後編)

 

朝10時に出発。

熊野本宮大社まで送迎バスがあるということでそちらを利用。

宿泊費5000円だったが、至れり尽くせりでありがたすぎる。

姉妹館パワー恐るべし。

 

5分ほどで熊野三山の3つ目、熊野本宮大社に到着。

150段ほど階段を上り、本殿へ。

本殿内は記念撮影のみOKで、SNS・ブログの掲載はNGだったので写真はなし。

那智大社と速玉大社とは異なり、茶色の檜皮葺の屋根で落ち着いた印象だった。

 

大社から道路を挟んで反対側には大斎原と呼ばれる旧社地へ。

元々はこちらに社殿があったが、1889年の水害で建物がすべて流されてしまい、今の場所に移転されたそう。

入口の鳥居が日本一の大きさらしいが、周囲は田んぼしかなく少し異様な光景。

世界遺産登録の碑もある。

 

12時過ぎ、明光バスの白浜温泉行に乗車し一気に和歌山の西側を目指す。

この辺りの道路は熊野川と並走しているため、開けた川沿いの景色が続く。

ここから川を下った場所に前日訪れた速玉大社があり、当時本宮大社を参拝した人々は舟でこの川を下り速玉大社を目指していた。

この流域も世界遺産として登録されていて、水上の参詣道として唯一のものらしい。

 

電波も圏外になるような山をいくつも越え、2時間ほどで白浜に到着。

一度来てみたかった崎の湯へ。

日本最古というだけあって、奈良時代には既に存在が知られていて、

浸食された岩の窪みをそのまま湯舟として利用していたらしい、

ロケーションもすばらしく、太平洋とほぼ一体の感覚で温泉につかることが出来る。

というか、少し波が強い日なら平気で海水が入ってきそう。

 

帰る前に白良浜を少しだけ散策。

この辺にも一泊してリゾート気分を味わいたかったが今回は断念。

 

17時前に白浜駅から特急くろしおに乗って大阪経由で帰宅。

たまたまパンダデザインのくろしお号だった。

本来であれば近くの南紀白浜空港から飛行機で帰る行程だったが、

1/2の羽田空港での衝突事故の影響で、予定の飛行機が欠航となってしまった。

 

時間がなく、夕食は駅弁の弁鶏。

炭の香ばしさが強く、かなりうまい。予想外の収穫だった。

 

途中で海岸線のスレスレも走る。

 

2時間半ほど乗り、新大阪で東海道新幹線に乗り換え23時過ぎに帰宅。